イースタン・プロミス

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デヴィッド・クローネンバーグみたいな人の事を「鬼才」って言うんだろうなー。
ストーリーの展開がなかなかえげつないのですが、実際にこういうことってあるのだそうで。

イタリアンマフィアの映画はいろいろ見てきましたけど、ロシアンマフィアはあまり見た事がないかも。オフィシャルサイトによると、「イースタン・プロミス」というのは、英国における東欧組織による人身売買契約のことを言うのだそうです。日本人的に漂ってくる語感とはずいぶん違いますね。

この映画は、とにかくニコライを演じたヴィゴ・モーテンセンの演技に尽きる!そんな映画でした。
ロード・オブ・ザ・リングに興味を持てなくて、ヴィゴさんについてはほとんど知らないのですが(実はカリートの道に裏切り者役で出ているではないの!)、すごい役者さんですね。負のイメージを全身から出す事に成功している映画ですね。
話題だったらしい、ナニをプラプラさせながらの公衆浴場での全裸格闘シーン。ナニがプラプラしてるから話題だったわけではなく、全編を通して、チェルシーサポーターの床屋の息子の首パックリとかもそうですが、ナイフで人を殺める映画において痛々しさのリアルな追求に成功していて、目を背けてしまいましたね。いてえよ。タトゥーを彫るシーンなんかもそうですね。ニコライを素っ裸にする事で、リアルな痛みのシーンになっていました(スタント無しだそうですね、すごい!)
それと、ボスの息子キリルを演じていたヴァンサン・カッセル。危なっかしくて精神的に不安定な出来損ないの息子を見事に演じていますよね。この縁起が良かったから、ヴィゴのニコライも生きてくる。

そんな中巻き込まれる普通の(?)世界のお嬢さんのアンナ(ナオミ・ワッツ)。
こういうさりげない美人がこういう役をやると一気に聡明感が広がりんぐですね、派手な人じゃなくて良かったなあ。

かなり面白かったです。ヒストリー・オブ・バイオレンスも見ようかな。
イースタン・プロミスは、繰り返し見る作品になりそうですね。

by trenco | 11.21.2008 | Category: 映画 | Tags:
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