LastUpdate: 2010/12/15

ブラッド・ダイヤモンド

昔から世界情勢のニュースを好んで見るタイプですが、日本では報道されないいろいろな真実だとか現実だとかは、映画から知る事も多いですね。

ブラッド・ダイヤモンド [Blu-ray]

この映画は、シエラレオネを舞台とした紛争ダイヤモンドにまつわるドラマになります。
紛争ダイアモンドとは

シエラレオネなど内戦地域で産出されるダイヤモンドをはじめとした宝石類のうち、紛争当事者の資金源となっているもの。(wikipediaより)

日本ではあまりなじみが無いというか、あまり報道もされないし遠い国の紛争という感じでなかなか理解する機会すら少ないかもしれませんが、アフリカでは豊富な資源を背景に、ダイヤモンドなどが武器取引や反乱軍の外貨獲得に使われ、一般人が強制就労でダイヤの採掘をさせられたり、子供が家族と引き離されて少年兵として使われたりという恐ろしい事がアフリカでは起こっていたのですね。

子供たちは、多くの場合、力ずくで集められ、覚せい剤を与えられ、残虐行為をすることに慣れていった。少女たちも同様に集められ、兵士として、また多く、性行為の相手として従属させられた。多くの子供たちは村が攻撃されたときの生き残りだった。(シエラレオネにおける少年兵について:ウィキペディアより)

近年キンバリー・プロセス認証制度という、おおざっぱに言うと、そういった血なまぐさい宝石類なのかそうでないものかを判断する制度が出来たという実際にあった事も絡めたお話。

映画はあまりにも残虐なシーンから始まります。政府軍の事はほとんど描かれていないのですが、RUF(反政府勢力の革命統一戦線)がとにかく恐ろしい組織だという事を、冒頭に重いシーンを持ってきた事で、映画の間中意識させられる事になります。
さて、アーチャー役のレオ様の微妙な心境の変化をとても上手く演じていたと思うのですが、この映画の主役はソロモンを演じたジャイモン・フンスーですよね。とにかく、家族の事だけを考えて行動する一家の長を、素晴らしい演技で見せてもらいました。

と、ここまで書いて資本主義側でぬくぬくと育った人間があーだこーだと感想文を書いても説得力ないのではないかなーと思ってしまった。
でも知るという事自体はとても大切なので、こちら側の人間が見るべき映画かもしれませんね。




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